キラービーの脅威！殺人蜂って怖いですね。

キラービー（殺人蜂）とは？

キラービーとは アフリカのミツバチをブラジルに持ち込んだ結果

アメリカ大陸に広がってしまったどう猛な性格を持つミツバチの事です。

元々の意味を知っておられる方は少ないですよね。

かくゆう私もその一人です。

アフリカミツバチ(Apis Mellifera Scutellata)とヨーロッパミツバチとの雑種で、

中でもイタリアミツバチ(Apis Mellifera Ligustica)との雑種が一般的に「キラービー」と呼ばれています。

この大型のアフリカ蜂化ミツバチ（アフリカナイズド・ハニービー）のなかには、

攻撃性の強い気の荒い集団があって、そういう蜂の巣では警戒フェロモンに対応する

攻撃の速度と激しさが、温和な蜂の巣においてよりも非常に顕著なのだそうです。

キラービーの特徴

■数時間も襲う
■１ｋｍでも追跡する
■刺された場合の毒はガラガラヘビに匹敵する（５００回さされた場合）

うん、怖すぎますよね。

1956年にアフリカの蜂を研究のために輸入され、その中の26匹の女王蜂の子孫が

誤って解き放たれたためにこの問題は起きたらしいです。

そして、多くの人間や家畜が襲われ「キラービー」と名付けられたという事ですね。

このキラービーは、その後北上を続け1985年には北アメリカにも上陸するだろうと予想された事からかなりの心配を呼びました。
※実際、ブラジルでは1970年代までに 200人以上が襲われて亡くなったらしいです。

しかし、1970年代には それほどの被害は出なくなったようです。

よかったですねー。

在来種と外来種の問題もあってなかなか深い問題ですね。

やっぱり人間の手を加えて新たな物を作り出すと、えてしてこういう問題が起こりますね。

それにしても怖いです。

アメリカに行く際は気を付けたいですね。（行く予定はありませんが）

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